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Saturday, November 30, 2013

ATX 電源の仕様とコネクション

使おうとしている ATX 電源は

http://www.hardwaresecrets.com/printpage/IN-WIN-Power-Man-IP-P600CQ3-2-Power-Supply-Review/1105

これ.ATX電源は内部の回路まで公開しているものが少ないのだけど、このページでは分解して回路を解説してくれている。

\1260 というラベルが貼ってあるので,多分ジャンク屋で買ってきたものだと思う.安いけど,12V が 4 系統で,564W 出せるとある.

ここで重要なのが,それぞれ18Aと書いてあるところ.これは独立なのだろうか?つまり,ひとつの系統につき 18A が定格になっているのだろうか.
ボルトと結束バンドで固定した.ここは外から見えないのでこれでよい.結束バンド最強
ともあれ,上のページによると12V は,黄色のケーブルの色(黄色のみ,黄色+黒,黄色+青,黄色+緑)で分けられているらしい.これは気づかなかったので貴重な情報.

それぞれの4つの12V系列は,4つのシャントでそれぞれ監視されているらしい.ということは,18A というのは,「これ以上流したら,ICでシャットダウンしますよ」という上限だということ.合計で流せる電流は,定格の 564 W から逆に計算してそれぞれ 564/4/12 = 11.54 (A),ということになる.

ひとつのモジュールが 1A 必要という計算をしてあるので,ひとつの系統でだいたい10個ぐらいのモジュールを動かせる計算になる.

コネクタは既にあるものを切って自作することを考えていたが,少なくともATXから自作基盤までのコネクタはそのままのものを使いたい.

調べるとモレックスの「4.2mm ニューミニフィット」の4極と6極の基盤コネクタがあれば直接接続できることがわかった.
ビデオカード用には2系統用意され,6極になっている.
6極といっても,GNDと12Vが束ねてあるだけ.
このへんの基盤コネクタは,多分古いマザーボードとかに刺さっているので外してくることも考えたが,買ったほうが早いので買うことにした.どちらにしろ,多分6極のものはビデオカードについているものなので,面倒だろう.


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