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Sunday, July 20, 2014

プロダクト開発する時のマイコン

100個程度の試作品を作る際に使えるマイコンの製品を調べてみた。AVR, ARM についてのみ述べる。

AVR/Arduino

KickStarter では、TinyDuino というプロジェクトがあり、Arduino Pro mini よりさらに小さい基板が開発されている。 ちなみに、KickStartarには他にも何とかDuinoとかいうプロジェクトがたくさんあるので興味があれば調べてみるといいと思う(この辺りPICと違うところだと思う)。

以下は Aliexpress で手に入る商品の表。

Arduino Uno と Arduino Pro Mini が主なものだが、プロダクト開発を考えると Arduino Uno はサイズ的に問題になるだろう

Arduino Pro Mini は、シリアル・インターフェースと、USB インターフェースのものがある。USBインターフェースものは Arduino Nano 互換だが、Nano よりもかなり安くなっている。AVRのライタは $3 程度で手に入るし、USB-TTL モジュールで簡単に作れる。

Arduino Uno は ATMega328 を交換できることがメリットのように思えるが、DIP のATMega328p の価格はもはや Arduino Pro Mini の値段と変わらない。チップだけではなく、Arduino Uno のあらゆる部分は故障し、特に電源関係で失敗すると修理は難しいので、開発時はUSBインターフェースと分離した Arduino Pro Mini を使ったほうが故障等の発見がしやすくなったりする。

例えば100個レベルの試作品とも量産品とも言えない製品(主におそらくユーザーフィードバックをもらうための)を作るとして、一つ$2 で、しかもしっかり Breakout されてる Arduino Pro Mini は他のマイクロコントローラ(PICとか)を比べてもかなり魅力的だと思う。

ATMega328 ほどの性能がいらない場合は、ATTINY という選択肢がある。ATTINY2313は60円で手に入るので、安いPICを買うのと同じ値段である。だがたった100円のためにかなりの重荷を背負うことになるので、よっぽど仕様がはっきりしていて拡張する可能性がない、といった場合でない場合は ATMega328p でいいんでないか、と思う。

ATMega328 でパワーが足りない場合は、32bit のマイコンを使うことになるのだろう。

ARM

STM32というシリーズが結構安く、$8 程度で Arduino のようなインターフェースを持つボードを用意していたりする。STBee Mini というArduino Nano みたいな製品も発売されているようだ。Leaflab の maple mini という製品も似たような感じである。Aliexpress で $10 で手に入る。

更にはやい Cortex M3 のボードもあり、こちらは $20 程度。この辺りになると基板を自前で作れるプロセスが必要になってくる。