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Sunday, July 20, 2014

Hyper Matrix

2012年ソウル。でっかい inform。色にはやはりプロジェクションを使っている。アクチュエータはステッピングモーター。Makingを見る限りおそらくNEMA17 あたり。Linear Actuator 自体をユニットで購入すれば、そんなに難しくない。一個1000円はするモーターなので、数千万はかかってると思われる。HYUNDAIの一大プロジェクト。スケールの大きい韓国らしい作品だと思う。

LED等を使って自発光できるようにしない理由は、電気系統が面倒で、自発光することにメリットがないと感じているからだろう

これにしろ、BMWの例のアレにしろ、Fisher Technical Services のあれにしろ、アートと言うよりは会社の技術力?と威厳を示すためという一面はあるだろう。個人的には、「そんなに大きくして意味あんの?」とも思う。だが上のビデオに聴こえる子どもたちの歓声は本物だ。。

こういう作品は、「鋼鉄とプラスチック」になってしまう。僕はもっと軽い素材を使いたかった。だから紙と木で作った。

沢山似たような作品があるが、表現方法としてはまだ生まれたばかりで、もっとこれから美しい作品が生まれるのだ、という気がする。僕はおそらくその中にはいないんだろうけど。

突出率。

こういった作品を見ていると、作品ごとに主に技術的な制約で突出できる長さが異なることに気づく。Moving pixels display において、「突出率」というのを定義したい。つまり、

突出率=ピクセルの移動出来る距離/ピクセルの1辺のサイズ

Hyper Matrix は 1.5 ぐらいじゃないかなと思う。inform は1辺のサイズが小さいので 4 ぐらいはあるだろうか?僕の作品は5.5位だと思う。

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