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Friday, July 25, 2014

Laser Cutter on Kickstarter

レーザーほしいよう

RD420を買ってお金がすっかりなくなったものの、1年半かけて納得できるもの(Shoji Pixels) を作れたので、次はレーザーカッターが欲しくなります。お金もそこそこ集まって(50万ぐらいの予算)はあるので、とりあえずKick Starter でみてみます。

最近のはやりは低い出力のカッター

キックスターターで最近レーザーカッターがよく出ています。レーザーカッターは剛性がいらず、機構そのものは組み立て易いため、小型レーザーモジュールが販売された結果、「低出力、低価格」のレーザーカッターが作りやすくなったのだと思います。

これらのカッターは、危険性が少ないため、下の板を外して車に彫刻する,等の写真がよく挙がっています。

これらは非常に剛性の弱い木材にNema17といった「大衆的」なステッピングモーターをつけ、ベルト駆動により機構のコストを最大限下げています。

ただし、ほとんど厚いものは切れないようです。特に、プロトタイプで重要になる厚めのプラスチックや木材、MDFがカットできないようです。

マンション工房に買うなら 30-40W

どうせ買うならやはり40Wだと思います。

この Full Spectrum のレーザーカッターは40万ほどしますが、いわゆる普通のレーザーカッターのようです。Kickstarter で出資が成立しています。

レーザーは燃やしてものを切るため、火がでます。そいつを消すためにエアーを噴射するのですが、安いカッターにはついていないようです。

Blacktooth という20万の40W級レーザカッターもありますが、木材製、という不安要素があり、湿気の多い日本では特に心配です。また逆に火災になっても責任は私が取る必要があります。

工作機械は30万以上のものを?

三軸切削機も、3Dプリンタもそうですが、現状ある程度すぐに、まともに使えてサポートもしっかりしている機械は30万以上するという印象です。

それ以上だとメンテナンスに時間がかかります。機械なんてのはメンテナンスフリーでちゃんと動けばそれでいいわけで、新しい機能を付けたい場合も出来合いのもののほうが良い場合が多いです。

このへんは賛否両論あるでしょうが、誰もが通ったような試行錯誤を繰り返してちゃんと動くようにするよりも、お金を払って経験を買ったほうがいいと思っています。その分の時間を自分の作りたいものに向けていかないと、時間がいくらあっても足りません。

私の体験から言うと、RD420は40万かかりましたが、ほとんどメンテナンスフリーで2年ほど動いています。個人でやっている以上、故障したりすると、丸何日か作業ができなかったりするわけです。そうするとビジネスにするにせよコンテストに出すにせよ、全てが遅れてしまいます。

やっぱり素直に 出来合いのマシンを買うべきなのかもしれません。上の Kickstarter 中ならば、Full Spectrum のものですかね。

ちなみに、僕が尊敬している鎌倉のFablab では、100万ぐらいするZing社のしっかりしたものを買ってました。このレーザーはソフト・ハード共に上で述べたものとは一線を画します。

なんかのインタビューで人物が写っていると、まずその後ろに何があるのか気になってしまう私です。ある時期はほとんどのインタビューの後ろにReprapが写っていましたが、最近はレーザーカッターも増えてきましたね。

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