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Thursday, May 2, 2013

個人切削マシンの防音箱について, Soundproof Box for Personal CNC Machine

切削マシンを使う場合、粉塵や騒音を防ぐために防音箱は必須です。ちゃんとした工房がある場合でも、私のようにマンションでやっている場合でも、マシンはちゃんと箱にいれて、粉塵処理をする必要があります。

粉塵は健康を害します。私の場合、風邪で咳が出ていた時に大量の粉塵(プラスチックと木片)を吸い込むと咳が悪化しました。悪化しただけでなく、1ヶ月ほど咳が止まらずその間作業がストップした経験があります。「粉塵 健康」などで検索すると、小型の切削マシンから出るプラスチック、木片等が健康を害することがわかります。

私の工房は7畳の部屋で、マンションのお隣さんも気になるということで,厚み 24mm の MDF と吸音材で 900x700x700 mm のかなり大きなものを作りました.箱だけで 50kg ほどある大きなものですが、作った甲斐はありました

 

材料1: 厚さ 24mm MDF ( \14,000 )


今回は、佐久間木材さんから購入しました。カットは正確で、ネットでも評判のいい企業さんです。

材料2: 遮音シート

今回さらに,「遮音スター」という三菱樹脂の住宅用遮音シートと,セキスイのカルムーンシート(20枚で2万6千円ぐらい)を買いました.効果はほかのサイトでも報告されているように、ある程度はあると思います。

もっと遮音したい場合は、シートを貼るよりも、MDFをもっと厚くする(30mm) か、二重構造にする等をすればいいと思います。https://www.youtube.com/watch?v=Yxa8HH3t_Ds

組み立て

下に薄いMDFとゴムを9点おいて、下の板を置く

機械を組み立てる

内側にスポンジシートを貼る

カムルーンシートを貼る。

シャオンスターを貼って完成

効果

カルムーンシートを MDF 4面に直に貼り付けて切削テストをしてみました.音は体感できるくらい小さくなって、低音も高音も遮断されました.機会によって

粉塵に対しては、まだ中の粉を掃除機で吸っている状態ですが、「開けるときはマスクをする」ということを徹底すればだいぶ健康被害は防げると思います。

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