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Saturday, August 23, 2014

机のサイドに棚を作る

すぐ手の届く棚を作る

DIY棚
机の横に防音箱があるのですが、その横板に棚を作りました。主に道具をすぐに取り出せるようにするための棚です。コンセプトは「すぐ手が届き、取り出しやすく、しまいやすい棚」です。
材料費
側板 SPF 1x4 \230
棚板 厚さ3mm MFD, 150x200 \600
金具 L字金具 8 \300
その他 ネジ等 \200
横から見たところ。切削機の RD420 を使い、SPFに細かい間隔で 3.175 mm の溝を掘りました。これにより、高さを自由に変えることができるようになります。

デザインとしては、「仕切りが通常の半分」というのがポイントになっています。通常、バランスを保つために側板を前まで出すのが好ましいですが、取り出しやすさ、圧迫感を考えると、こちらのほうが優れています。
今の場合、重いCNCの防音箱に固定する形ですので、バランスは関係ありませんが、そうでない場合、背板をある程度重くするか、下の板をある程度突き出すことで、転倒を防止する必要があると思います。

ケーブル引き出しだな

余っていたABSの丸棒を使ってニクロム線をくるくる引き出せる棒を下に付けてみました.昔のトイレットペーパーみたいな感じでちょっとくねらせてはめ込みます.

コレで作業が捗るようになりました。

棚を工夫する重要性

自宅で作業する際に、「道具を探す時間」「道具を仕舞う時間」さらにいえば「道具を取り出す時間」はかなり無駄な時間です。1時間に60回道具を持ち替えるとして、道具の持ち替えに10秒かかっていると、それだけで10分使ってしまいます。
理想的には、頭で「ドライバー」と念じると手にドライバーが収まっているのが望ましいのです。
工場などで、工員の作業効率を上げる、というのが工学的課題になっています。この課題に対して、例えば、工員をモニタし、作業をラベル付けし、無駄な時間を見つける、ということが行われています。
いい棚があると、「道具を探す時間」「道具を取る手間」を減らすことが出来ます。その分の時間を本質的な設計や製作に使うことが出来ます。
これが、棚を工夫しなければならない理由です。



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