うちのねこ。今年は午年
ギアをいっぱい作った。アルミパイプを切ったシャフトに、ABSかジュラコンのギアを接着剤で止める。接着しないとかなり強い力がかかり空転する。空転しないように穴を小さめに作ると、薄いギアでは軸に垂直にならない。厚くすると切削のストレスが大きくなる。
この接着作業がかなりしんどい。乾かす時間もかかるので、もう少しいい方法を考えないと。
右側に見える小学校の時に使っていたパレットが部品の皿としてかなり役に立った。ふちが部品を取り出すのに理想的な形をしている。
ギアを定位置につけるための治具。直前にCNCで切り出して用意した。ここにアルミパイプを差し込み、ギアを表面まで貫通させてから瞬間接着剤で止める。穴が二段階に掘ってあって、裏側に接着剤が浸透してもくっつかないようになっている。この治具がないと、モジュールごとに調整しながらギアを接着しなければならない。12mmのMDFを二枚重ねで切削した。
組立。これもバッチ作業で一気にやる。M2のボルトとナットでサーボをボディに固定し、ギアをサーボのホーンにねじ止めする。次いで先ほどの治具で作ったギアを二段入れ、ボディを組み立てて完成。ボディは圧入のみで組立できるように作った。
計80個のモジュールを作った。モジュールはこれで完成ではなくて、これにアルミのロッドとLEDを組み込む必要がある。これは引っ越し後行う。
必要数は100個だったので少し足りず。部品が一様でないのでかなり手間取った。
「100個ぐらい余裕でしょ」と思っていたけど、スムーズにやるにはそれなりに考えてやらないといけない。たとえばシャフトが長すぎて削ったり、短すぎて部品を交換したりする手間だけでかなりかかる。穴の大きさや、切削面のフィニッシュが異なると同じ部品が入ったり入らなかったりで手間がかかる。次にやるときは試作を十分に行ってから量産に入りたい。
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