ソーガイドの自作
基本的に棚板などはホームセンターで切ってもらっていて、細かい加工はNCでやっていました。
ですが、ある程度大きな切断はNCでは難しいのでのこぎりを購入し、同時にソーガイドを作ってみました。結局結局市販のソーガイドを買う事になるのですが、その顛末を書いてみます。
「ホームセンターかNCか」という現代っ子の工作
そもそも、「ホームセンターかNCか」というところに現代っ子っぽい貧弱さが出ていますが、ここにきていっちょギコギコやるかぁという感じで、勇んでのこぎりを買いました。
まずわかったのは「真っ直ぐ切るのは難しい」ということです。思えば10年以上パソコン作業ばっかりでのこぎりなんて使っていません。ネットでまっすぐ切る方法を調べると「練習」「若いもんは・・・」等のあまり好きでない言葉が並びます。
その中で、岡田金属のその名も「ソーガイド(エフ)」というのを使えば綺麗にきれるらしいということがわかりました。確かにこれを使えば綺麗に切れそうですが、長い物を切る場合、スライダーが必要です。
OSBによる自作ソーガイド
参考にしたのがこのページです。
この治具は、割りと一般的で、45に角材等を切るときに使われ、プラスチックのものが中国で買えたりします。ここのページはDIYのショップをやっていて、数々の治具を紹介されているのでためになります。
私の場合はとにかくまっすぐにある程度長いものを切りたい、ということで、考えたのがこちら。
これを二枚作って蝶ナット(赤い部分)で止めます。上の部分の穴も使って、しっかりワッシャーで板(青い部分)を固定します。
後は、真ん中のスリットに合わせて切っていくだけです。
結果:スリットがのこぎりに当たるとダメ
ソーガイド・エフは、のこぎりの歯の部分は切りたい材料以外に当たりませんが、上の自作治具は、のこぎりが当たってスリットがどんどん劣化してしまいました。
ただ、基本的に力をまっすぐ加えていれば歪むことはありません。うまく力を感じながら、軌道を修正していきます。練習すればこれでもきれるようになりそうです。
これは、「自転車の補助輪」のようなものかもしれません。これにそって練習していれば、だんだんまっすぐに引けるようになっていく・・・(希望)
ソーガイドを買う:やはり基本は体の使い方
と、いうわけで、岡田金属のソーガイドを買いました。
これを使うとまっすぐきれます。ただしやはり基本は手で引いて切るので、基本的な姿勢がなっていないと妙に力がいったりするようです。
あくまで「補助輪」と思ってのこぎりを引くラインは自分で作る!ぐらいの感覚でやるのがいいですね。
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