アルミ棒を使った Rack and Pinion を作るためのジグについて.Rack も100個必要になるので,接着作業は短時間化が必要.
Rackの長さは50cmで,ギアの部分で48cm必要になる.
RD420は420mmしかワークテーブルの長さがない.工夫すれば長いラックを削ることも可能だが,モノが細いので位置決めがしにくい.
手持ちのプラスチック板とも相談し,3分割することにした.
問題はアルミとプラスチックのギア部分を接着する作業で,3つのパーツの間に段差がないように,アルミパイプと並行に綺麗に接着しないとスムーズにスライドしなくなる.
アルミ棒は直径6mmで,ギアは厚みが2mmになる.これを利用し,様々な厚さのアクリル端材を組み合わせて接着用ジグを作った.
まず,アルミパイプが回転しないように軽くクランプする. |
ABS製のラックギア.POMが良かったが,価格と相談して断念. ABSの方が音がうるさい. |
このようにアルミパイプとラックギアを押さえつけるための抑え棒. |
1mm POM, 2mmABSとMDFを使っている. POMは瞬間接着剤にくっつきにくい. ABSは直線性が強い.(というか2mmのPOMがなかった) |
接着剤は二種類. 仮止め用のゼリー状瞬間接着剤と,機械強度を強くするための ゴム系接着剤G17. |
ラック部分に二種類の接着剤を塗布し,アルミ棒にくっつける. アルミ棒底辺からの高さが2mmになるように作ってある. |
ジグで圧着 |
このように左上方向からまっすぐ力がかかるようになっている. |
ラックを三つ,段差の内容にジグで抑えながら接着. |
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