作業が終わったので、大量にある写真をまとめている。ここでは障子を使った「ピクセル」あるいはぼんぼりの作業工程の記録
完成品
こういうのを合わせて100個作る。障子紙の筒の上に、紙の蓋。大きさは 70x70x500 mm つまるところ、すごい長いぼんぼり。
障子紙のカット
障子紙は、ネットで安い障子紙を買った。最初は、プラスチック入の強化紙も試したが、重くて折り曲げにくかったので却下。
のりしろを考え、290x500 のサイズの紙を切り出す。この大きさは手持ちのNCで切れないし、そこまで精度はいらないので、写真のような端材を適当にのこぎりで切って型枠をつくった。後はこれにそってカッターで切っていく。
筒づくり
紙の両端をボンドで貼りあわせて筒を作る。紙は伸縮性があるので、ある程度適当にのりしろの大きさは決めている。完全に手作りである。左が型にはめる前、右が型にはめた後
型にはめて成形
型は、木材をNCで切り出した板と、アルミの角棒で作る。
一旦霧吹きをかけて乾かし、型に安定させる。こうすることできついところは緩くなり、緩いところはきつくなり、サイズが安定する。乾いたらアクリルスプレーを吹きかけ、再度乾かす。これで形が安定する。
フタの部分を切り出す。
MDF から型を切り出し、これにそって切る。
霧吹きをかけて平べったく修正してから、ボンドで貼り付け、乾かして完成
重量
アクリルを吹いた分、少し重くなる。
おまけ
上の作品を作る前の試作品。もう少し薄い高級な「雲龍」という紙を使っていたが、模様が濃すぎたのと、薄くて綺麗に光が分散しなかったので却下
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