調べていると、少なくとも短期的には無垢材よりも強いということらしい。製造工程を見る限りできるだけ均質になるように自動化されているようだ。
http://www.woodhouse-club.com/download/090715_shuseizai.pdf
パイン等の密度の高い集成材なら、ある程度機械的な用途にも使えるかもしれない。
ただし、接着剤に有機溶剤を使っている場合、ウレタン系の強化剤を使うと剥がれる可能性があるので、基本的に節をよく見て無垢材を使ったほうが良さそうだ。
大きなタイミングプーリーを作るなら、点荷重はそれほどかからない。よってそもそも表面は薄くコーティングする程度でいいような気もするので、その場合は集成材も使える。
ベルトを裏返して、円形の基材に貼り付けるという手法もあるようだが、ゴム同士が接触することになるし、接着剤の強度によって滑りが生じる可能性がある。
もうひとつは、プラスチックを曲がるくらいに薄くベルトのように加工する方法。基材(木材)にしっかりと噛むようなデザインにすれば、プラスチックの部分は最小限にしつつ、木材の強さも使ったプーリーができる。だが、結局木の表面をウレタン強化をする方法も表面をプラスチック化しているだけ。摩擦もセルロース丸出しよりは小さくなる。
やはりこちらの方法が手っ取り早い。
今流行りの「CNF」とか言うのも使ってみたいが、おそらく切削がかなりしんどくて、DIYで使えるようなシロモノではないだろう。
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