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Monday, December 16, 2013

コネクタ作り:日本圧着端子VHシリーズ

コントローラから,TLC5940チェインにつなぐ電源ラインのコードを作る.

材料は以下のとおり.全てモノタロウで安価に手に入る.
左からベース,ハウジング,コンタクト,という名前らしい.まず配線を剥き,コンタクトをかしめ,ハウジングに挿すとメスの方が完成する.
金属の部分が返しになっていて,コンタクトを「カチっ」というまで刺すと固定される
爪がついている.また,極性を間違えると挿せないようになっている.ターミナルブロックにはない特徴
オスの方は基板にハンダ付けする.

ターミナルブロックに比べコネクタを作る手間と価格は少しかかる(1セットで30円ほど)けど,さしまちがいが事実上無くなるのが大きい.今のシステムでは,極性を間違えるとコントローラまで巻き込んで大惨事になる.いろんな記事にもあるけど,極性間違いを保護する回路はそれなりに色々ドローバックがある.

ケーブルはほかの場所にも使えるので,もし共用する場合は極性がバラバラにならないように設計しないといけない.

もしくは,わざとコネクタの種類や,極の数を変えて,「このケーブルはこの機能しか提供しない」というふうにするのもいいと思う.

このプロジェクトでは,ATX電源->コントローラはMolexを使い,コントローラ->TLC5940チェインは日本圧着端子VHの2極を使っている.

ケーブルは1.25スケア(断面積が1.25mm2という意味)の太いスピーカーコードを使う.信号がシングルエンドのSPIのため,グラウンドは出来るだけ太くする必要があるから.

一般的に手に入るのは2.0スケアまでだけど,あまり太すぎるとコンタクトやターミナルブロックに入りにくいのでこれで妥協した.



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