中心部になるモジュールの組立方.
いくつか試作品を作ったあと,最終的にこういう形になった.
色んな改良点はあるけど,とりあえずこれで100個作っている.
サーボを入れる前 左の部分がテーパーしているのは,ポリカーボネート製の枠に圧入するため. |
ABS製の軸受.裏側はポケット加工.外側の羽根で垂直を出している. 羽根の部分は0.5mm程度しかない. もう少し厚く削るべきだったが,厚い素材をたくさん削るのは大変なので妥協. 接着剤は酢酸系の工作ボンド(100円ショップもの) |
基本的にホゾで組み上げた.出来るだけきれいに切削し, 穴を板の厚さより少し小さくしておくのがポイント. 切削材として3mmのラワン合版を使ったが,MDFならもう少し薄くしても良いかもしれない. 木材とは言え,3mm厚のものを削るにはそれなりに大変. 今回は半分プロトタイプなのでこれでも良い. |
加速部分.一旦減速したサーボを,このギアで加速する. 大きさの制約から二段ギアになっている. |
部品 軸受の内側は,アルミパイプのシャフトに合わせてポケット加工してある. 写真にはないが,一番右側の部品にはリニアガイドのABS軸受けが入る |
シャフトはφ4のアルミパイプを切ったもの. POMギアを圧入し,瞬間接着剤で補強してある. ギアはm1.0で,一応肉抜きもしてある. エンドミルの調整が悪いのか,まだバリが出てしまっている. 軸がずれているのか,エンドミルが悪いのか. |
一段目のギア いわゆる直径2mmの「ミニ四駆のシャフト」は切断するには硬すぎた. また,ある程度力がかかるため,切断面もある程度綺麗でなくてはいけない. 結局直径4mmのパイプを切断することにした. ギアを自分で作るので,このあたりは柔軟に対応できる. |
仮置き ギアの厚さは 0.8mmから2mm . プラスチックの切削はそれなりに難しいので,出来るだけ薄いものを使いたいところだが, あまり薄いとボアが直角に入らない. ある程度緩くしておき,直角に入れるための治具を作って 瞬間接着剤とゴム系接着剤で接合する. |
板を軸受にあわせて接合 軸受の大きさはある程度きつく作っておく. サーボを入れたあと,ある程度ぐるぐる回していると いい感じにアルミの表面が削られてスムーズに動くようになる. |
同じものを100個作る. |
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